空の境界 第一章・俯瞰風景

劇場版 空の境界

空の境界(上) (講談社文庫)

空の境界(中) (講談社文庫)

昨年末に見たのに、すっかり書き忘れていた。公開前は作品ごとの当たりはずれが大きいufotable制作ということもあって非常に心配していたのだけれど、どうやら大変相性が良かったらしく想像以上の出来（お約束のufotable名物・クレイアニメまであるとは･･･）。あの「設定厨が全身全霊を込めて書き上げた説明口調垂れ流しの文章」を、ここまでちゃんと絵として見せることができるとは思わなかったよ。そんな絵作りであっても、さりげなくツンデレな仕草萌え描写を入れているところもそつない。でも、個人的には音響効果担当の人を大いに褒めたい。衣擦れの音は当たり前として、ごくごく些細な生活音まで丁寧に音色を作って差し込んでいるのは、もうお見事としか言いようがない。アイスを食べる描写周辺なんか、特にすごかった。
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（↑このアイスを劇場受付で売れば、飛ぶように売れるだろうなあ）
すでに第二章の公開も始まっているようだし、近日中に見に行く予定。（でも、二番館とかに落とす予定ないのかな。テアトル新宿での公開が終わったら、すぐにDVD展開になるんだろうか）