児童ポルノと2次元規制

王様を欲しがったカエル |児童ポルノを撲滅しようと画策している団体は、内部で児童にポルノを鑑賞させている。(←エントリー名に惑わされないように)
鳥山仁さんというエロ/アダルト系で編集&ライター系のお仕事を広範囲にされている方。確かずいぶん前からエロ規制論議について考察されていた方と記憶している。(かなり昔に「鳥山仁」の名前で精神観念に重きを置いたアダルト小説を書いていた方がいて、いろんな意味で衝撃を受けたことがあるんだけど、そのご本人なのかな。)
で上記がその方のブログ。物書きだけあって「訪問者が一瞬で別のリンクをクリックしたくなる」くらい文字の洪水のブログ(苦笑)なので読むには覚悟が必要だけど、これまでの規制論とあわせて現在の日本ユニセフ協会を中心とした流れや動きについて、かなり研究された文章になっている。なんで、今回の問題について「ちょっと真面目に考えてみたい」という方は必読と思う。

ざっと要約&抽出するとこんな感じ。間違ってるかもしれないので、該当エントリはちゃんとみてくださいね。

好き嫌いは誰にでもあるだろうし、それが両極端になることもあるだろう。だけど、それが実社会での反社会的行為に至らない限りは、「お前の考え・思想は全く理解できないし理解もしたくない。でも、だからといってお前の考え・思想自体を弾劾することはしない」が大人社会てもんだと思う。家庭内教育すら、学校や社会や国家に責任を求めるようになってしまった日本国民には、かなり難しい注文かもしれないけど・・・残念ながら。
そして、今の動きは「嫌悪感がそのまま法律違反で逮捕できる」という恐ろしい動きの第一歩であることが明確なのに、誰もそのことを気にしていないのが恐ろしい。「疑わしきはすべて逮捕」という危険な潮流は、人権擁護法案・単純所持の禁止*1の動きを見ても確実に動き出している。さらに恐ろしいのは、「ごく一部の頭の回る連中がその真実を知った上で都合よく運用しようと画策している」のだけど、大多数の日本国民は「そのような思考すらできないレベルになってしまった」という事実。
キモイから逮捕」が冗談ではなく真実になる国家が目の前にある。その矛先は、いつでも貴方自身に向けらることが出来ることに全く気がついていないのが歯がゆい。
マルティン・ニーメラー先生、あなたの警句詩「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」は届いていないようです・・・ごめんなさい。
その他、読ませてもらったブログなど。

*1:最初これは賛成してた。でも、よく考えてみると人権擁護法案児ポ規制の動きと同質の物であることに気がついた。