新型ヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」進水

ひゅうが型護衛艦 - Wikipedia
「ひゅうが」といえば、旧海軍では伊勢型戦艦の二番艦と同名・・・海自の中の人の意気込みを感じるよなあ。見た目はまさに空母そのものだけど、上層甲板はSTOL機ジェット機の熱に耐えられる素材ではないし、そもそも空母としてのサイズがとても小さいので、あくまでヘリ輸送艦以上の物ではないんだろうなあ。基本は対潜水艦になるんだと思う。あと大型輸送基地としても使えるかも。大規模災害時はかなり役に立つんじゃないか?あと格納だけなら、最大11機ってのはすごいなあ(ヘリだけだけど)。
大きさを見ると、海自従来の護衛艦と比較すればかなり大きいけれども、世界の(いわゆる)「正規空母」と比較するとかなり小さい部類になる。中小国家の軽空母とは同程度らしいけど、使用目的がまるで違うから比較してもあんまり意味はない。ちなみに、「甲板を強化すれば戦闘機だって使える!侵略目的だ!」・・・という声もあるみたいだけど、そんな魔改造やると頭が重くなるのでバランスが悪くなり、それを保つために船の下にカウンターウェイトつけて・・・とやっているとどんどん重くてバランスがわるくなって速度も遅くなるどころか、水面下に沈む船のサイズがどんどん大きくなるから、日本の港に入港できなくなってしまう。なので、こういう議論はほとんど意味がない(日本をどうしても侵略国家に仕立て上げたい人にとってはどーでもいいことなのかもしれないけど)。