真マジンガー 衝撃！Z編
真マジンガー衝撃！Ｚ編
今期開始第1弾。ああ･･･これは確かにまごう事なき今川監督。
「江戸の敵を長崎で討つ」･･･とでも言うのだろうか。ジャイアントロボ（OVA、テレビ、劇場）は当初うまくいったものの、その後の展開が残念な結果に*1。ゲッターロボOVAでは、当初期待されたものの様々な事情から途中降板*2。それらの負の経験を今度こそクリアしてやろうという意気込みなのか。第壱話にして「大団円」というタイトルをつけ、今川監督お得意の敵味方（ついでに他の永井豪作品キャラまで）オールスター＆ヘビーかつド派手な戦闘画面と合わせて、なんかもう凄いことに（笑）。あっちこっちにOVA-GRへのオマージュ（セルフパロディ？）が入っていたのはご愛敬（笑）。やっぱり、こういう外連味あふれた事やらせると当世一だなあ。いやあ面白い。
逆に「だから何？意味ワカンネ。第1話なんだし、視聴者に理解できるようにちゃんとやれよ」と思う人がいるのも事実と思うけど*3･･･たぶんそう言う方は視聴を辞めた方がいいと思う。逆に、喜んで大笑いして燃えた人なら、最後まで追っかけることが義務。間違いなく「考えながら見たら駄目なアニメ*4」だし、たぶん徹頭徹尾「永井豪とダイナミックプロ」特有のアクの強いノリと今川監督節の濃い所が、妙な化学反応を起こすはずだから。
平成になってリメイクしたスーパーロボット系の過去作品は多いけど、成功したのは前述のGRを除くと「神ジーグ」と「ガイキング」だけと言われている。この作品が1クールなのか、2クールなのか分からないけど、ぜひ、この作品もその列に入ってもらいたいと思う。（タイトルが「マジンガーZ」ではなく「衝撃Z編」とあるから、2クール目に「グレートマジンガー」を持ってくるのか？）
