ネットから「児童ポルノを強制遮断させること」を目指す協議会発足

まったく、どこもかしこも「この機を逃すものか」と規制派団体や政治家の動きがいやらしいほどに活発になってるよ(苦笑)。「表現の自由」というタテマエがある以上法律には出来ないから、こういう搦め手で政治家達は動くというお手本である。
さて、本当の意味での「児童ポルノ」をネット閲覧から遮断という話ならば諸手を挙げて歓迎。けど、世界どこを見たってそんなことを厳密に判定できるシステムは存在しない。つまり、「問題ないところまでバンバン遮断する」か「事実上ザルだけど、『努力義務規定』という形でも法制化したことに意味がある=橋頭堡完成!」のどちらかしかない。その部分は「表現の自由」の枠組みと合わせて十分に議論して欲しい。あと『児童ポルノ』の定義づけ、な。この議論も過去に何回も行われていてその都度、”二次元三次元問わず問答無用で規制派”が負けているけど、こういうのは「たった一度でも突破すれば勝ち」なので、今回もお役所言葉と献金&票田を武器に色々仕掛けてくるのだろう。
改めて言うけど、「XXを救いたいから、やむを得ずXXについては規制せざるを得ない」というのなら良く理解できるんだが、ここ最近は「規制したいから規制する(一応理由としてXXが危険だから)」(所謂”キモイから規制”派)というのが多すぎる。