規制反対派側の動き

いくつか見つけたのでメモ程度で。

  • デジぱれ(ネットDL系通販)

https://www3.llpalace.co.jp/dp/circleinfo.htm
ちょっと前に「関係機関からの要請」で、極めて多岐にわたる『禁止ジャンル一覧』を公開していた。が、その発表後に多くのサークルやユーザーが指摘等を行った結果、『これまで通り自主規制』に戻った。ネット上とはいえ、大手流通系で「英断(本当は、当たり前の対応だけど)」を選択したのは、一つの成果だと思う。

「児童ポルノ単純所持」と表現の自由・内心の自由について - 保坂展人のどこどこ日記
児ポ法改正案審議入りに関するコメント。いちいち正論。というか当たり前の話。その当たり前の話がなぜ通じないのか。以下、部分的に抜粋。

  • ところで「何人もみだりに」の「みだりに」とは、どのような意味なのか。
  • さて、「自己の性的好奇心を満たす目的で」という主観的要素をどのように立証するのか。これは、「心の中」を覗いてみなければならない。捜査は、密室での「自白」を求めることにならないだろうか。
  • 今回の与党案では、漫画、アニメに対しての規制は見送られたが、検討事項とされた。そもそも、児童ポルノの被写体とされる被害児童の権利回復のために立法されたこの法律が、いつの間にやら「性的好奇心の有無」と「主観的な利用意志」により、犯罪化の拡張がされていないだろうか。
  • 処罰し、規制すべき対象は、被害児童の人権侵害を現に行う者たちであって、この規制・処罰によって被害児童を救出することが法の目的であることを忘れてはならない。
  • 今の空気は、「児童ポルノ」を論じる時に憲法上は保証されているはずの「表現の自由」や「内心の自由」を持ち出すのは、筋違いだという決めつけが横行しているように感じる。「規制論」に異論をさしはさめば、「児童ポルノ規制に反対なのか」と叩かれることを覚悟しなければならないので、政治の場で私とまったく同じ危惧を感じている人も、堂々と意見が言えなくなってきている。