ファイト一発！充電ちゃん！！

ファイト一発！充電ちゃん

ファイト一発!充電ちゃん!! (6) (ガムコミックスプラス)

今期終了第2弾。よくもまあここまで…。
「まほろまてぃっく」と比べても判るけど、徹頭徹尾ぢたま（某）の基本フォーマットそのままだった。物語展開、エロとシリアス設定、キャラ配置、どれを見ても同じ。もともとエロ漫画家だから、こういう方法で売るのは彼本来のやり方ではあるんだろうけど、キャラの魅力とエロが無くなったら終わりだよなあ…。そして、ある意味それをきっちり守ったアニメスタッフはよくやった、というべきか。
それにしても有料アニメチャンネル専用とはいえ、よくもまあここまでの性的描写を許可したなあ…とつくづく思う*1。アニメ見始めてX0年以上になるから、この表現手法の極初期から現在に至るまでのエスカレート方向を体感している人間としては、ある意味「順当」なんだけど、今からアニメを見る人にとっては「なんじゃこりゃ！」となるのは当然のことで。直接行為がないだけで「くりいむれもん」を越えちゃっているからねえ。素朴な料理に彩りを添えるためのスパイスが、いつのまにかにスパイスだけになっている*2状態が、はたしてどこまで続く事やら。通常地上波と有料チャンネルで切り分けが出来ているなら、その一線はきっちり維持してくれた方が良いと思う。表現規制派にとってもこれほどおいしい材料はないし。

*1:秋からは地上波展開らしいけど…どれほどの修正が施される事やら。

*2:スパゲッティ→タバスコをかけるようになる→タバスコだけ飲む