ブラックラグーン OVA第3期「Roberta’s Blood Trail 」(#25)(TV Edit〜short ver)

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内容が内容だけに、今の世相&倫理規定だともうテレビでやれなくなったのか、あるいはテレビで制限かけて遠慮するくらいなら最初からOVAで全力をだしたいということなのか。後者だと嬉しい。
ファビオラの声を雪野五月がやっているけど…あれ、なんかヘタになった気がするんだが。こんなに棒っぽい感じだったっけ?なにか声に表情が足りないような。それと引き替え、キャクストンの小川真司の声が渋すぎる(苦笑)。硬軟の声のバランスがもうちょっとうまく行ければ、両者相対するシーンで想像以上の効果を期待できると思うんだけど。映像面は、正直「あれ?」という印象が強い。過去シリーズ、特に第一期にあった「線の強さ」がどこかに行ってしまった。おかげで、キャラのメリハリが声だけになってしまっていて、なにか違和感が出てきていた。最後までこのままだと正直もったいない感じだ。
エンディングの選曲を見る限り、このエピソードの裏にあるテーマ「冷戦後における戦争犬の憂鬱と苦悩」はしっかりと書いていくつもりがあるようなので、その点は安心した。
色々財政的な問題があるから、おそらく買わずにレンタルで見ていくことになると思うけど、少なくとも原作と同じ水準じゃなくて、どこか一点でも良いから原作を越える何かを見せて欲しい。