げんしけん二代目の壱(10)

げんしけん 二代目の壱(10) (アフタヌーンKC)

げんしけん 二代目の壱(10) (アフタヌーンKC)

世にも珍しいWタイトル(二代目/通巻)となった本作。やっぱ大人気作の後釜というのは色々やりにくかったんかねえ。これは編集部の売り上げ的な問題ともかかわっているんだろうけど。というか、確か最初はおまけ程度で「一冊まとまるくらいの話までやろうか」ということだったように記憶しているけど…それ以上の人気が継続していたんだろうな。
ともあれ、無印時代の濃いキャラたちをどう埋めていくのかが最大の問題。何より「痛いオタクたちの生態」を半自虐的に描くことで人気となった昔ではなく、良くも悪くもオタクの認知があがってしまった現在で、どうやってそのバランスをとっていくのか、というところになるんだろうな。まあ、お手並み拝見。