境界線上のホライゾン4(上)

アニメも始まるホライゾン、その新刊。読んだ感じ、作者は最後まで武蔵を動かすつもりはなさそうかな。「4」のシリーズは徹底して外交戦争を軸に話を展開していく気がする。これまでも外交交渉はあったけど最後はドンパチだったから、最後まで外交のみで展開するというのも悪くないかもしれん。それにその方が個人戦闘シーンが見えやすくなるだろうし。武蔵自身のドンパチは関ヶ原の歴史再現までお預けになるのかな…まあ歴史再現をどこまでやってどこでそれを崩していくのか、それが今後の本作のポイントになるんだろうけど。勿論、聖譜記述そのものの謎に迫って、最終的にそれが復帰して続く可能性もあるわけで、そここそが本作の最終的な行き先だろう。
相変わらず筆は速いようで、すぐにでも中巻が出るみたいなので楽しみにしよう。