初音ミクの消失 小説版

初音ミクの消失 小説版

初音ミクの消失 小説版

原曲が好きだから買ってみた。ボカロやそのソフトやそれにまつわる情報を知っているとニヤリとする一面はあるけど、最後のアレはちょっとやりすぎなんじゃないかと思ったり。とはいえ、人工物の悲劇を含む物語というのはこれに限らずこういう展開はテンプレートでもある。時流に乗って出す作品としては、まあこんなものという気も。なによりこれは小説そのものの内容よりも、「初音ミクの消失」を作曲した本人が出した小説、というのが最大の売りなんだろうし。