SYMPHOGEAR LIVE 2012(10/6)

戦姫絶唱シンフォギア 公式サイト
第二期TVシリーズ制作決定だとッ!?!?!?!?!?
アニメの単体イベントに参加するなんて軽く10年以上はなかったと思うし、ライブ中心&スタンディングなんてのは人生初。もちろんサイリューム*1を振るのもはじめての初物尽くし。2chのシンフォギアスレのアドバイスを読んで準備を整えてた。
会場前
物販に寄って、一度戻ってからまた来ようかな〜などと考えながら、朝なんとなく情報をあさっていると9:00段階で200人近く並んでいるという情報が。慌てて予定より1時間早く出発して会場着が13:00前。16:30で物販終了という情報が15:30頃に流れてきて焦るが、まあなんとかなるかなと高をくくっていたけど、購入できなかった…しかも目の前で。おそらく12:40辺りが分水嶺だったんだろう。とにかくスタッフの手際の悪さが目に付いた。これは公式HPも含めてだけど、事前に「16:30で販売中止予定」「ライブチケットある方は入場後に購入可能」という情報があるだけでもずいぶん違っていたはず。なごみは、すぐ側でやっていたお台場オクトーバーフェスから流れてくる陽気なドイツミュージックとえらく声のでかいおねーさん。待機列で熱中症で倒れた人が出て、「すたっふさーーーん!」と皆が叫んでいる時に「みなさーーん!ぐーてんたーーく!!」と被せてきたのは、もう伝説にしても良いと思う。
さらに会場入場列の形成がグタグダ。大ざっぱにブロックごとに分けた上に「お客様通しで番号を確認して並べ」ときた。全部で2000人近くいるのに、Zepp DiverCity前の広場は狭いのに。呼び出しも1番ずつ、5番ずつ、10番ずつと遅々としたペースになり、結局ラスト15分に「大解放状態」でブロックレベルでまとめて突っ込むという御粗末さ。今度こそ物販を…と思ったけど、勿論会場直前でそんな時間もあるはずもなく。地下ロッカーだけ確保して早々に会場に入る。まあBブロックで後ろの番号だったから、本当に隅っこのほうでなんとか前が見えるくらいだったけど。結局物販は閉会後になったけど、ほとんど売り切れだったから設定資料集だけしか買えなかった。
ライブイベント
水樹奈々いやさSAKIMORIによる妙な注意事項*2から始まったライブ(笑)は、そんな不満がぶっ飛ぶくらい楽しかった!隠れた名作「課長王子」じゃないけど「これが…ライブ!?」というまんまそんな気分だった。水樹と高垣は流石のうまさ。そして悠木は…色々音を外しまくってたり歌詞ど忘れしてたけど、テンション超MAXでガンガンに押しまくってたので全く問題なし(笑)。会場の適合者達もそれに打ち勝つように超盛り上がってたし。
水樹は流石に舞台慣れしてるなーと。でも声優としての本分もがっちり押さえていて「そりゃまあ、人気出るわな」と。あと「恋の桶狭間」を本気で歌ってくれたのが嬉しかった。演歌を歌わせてくれて、観客も大喜びする声優イベントなんてシンフォギアくらいだろうしねえ(苦笑)。「次があれば”恋の関ヶ原”やりたい」なんて言ってたし、戦国シリーズで続けて欲しいよ。ほんと。
高垣は音大声楽科だけあってその技量は凄かった。直前までTARITARIの和奏役で合唱してたのにこの切り替えはプロだと思う。涙もろいという噂はあったけど、そんな感じはしなかったなあ…というか、となりで悠木がビービー泣いてたからそれどころじゃなかったかもしれないけど(苦笑)。ただ、この手のイベントは数回目でキャラソン歌うのもほとんどなかったらしいから、ある意味悠木と同じ立場だったんだろうなあ。でも時折クリスが憑依してたのは和んだ。ちょっせいちょっせい!とか、「本当は牛乳を飲みたいけど、喉に絡むから」とか。
悠木については…いやまあ元気があって大変よろしい(笑)。午前中は劇場版まどマギで舞台挨拶してたのに(苦笑)。さらに後半は感極まって泣いてばっかだった。歌がうまい二人に挟まれてずっとプレッシャーの日々だったらしい。しかもライブはまだ2-3回目で緊張しまくり。風呂で歌の練習を続けてたという。第二期確定でその日々がさらに続くことで「当分シンフォギアで頭がいっぱいだー!」と嬉しいことを叫んでくれた。ジェスチャークイズで高台にあがって大きくなったことに大喜びしたり面白いジェスチャーしたりとちょこちょこした動きはまさに「小動物」「マスコット」という雰囲気。井口(未来)とも舞台の上でも仲が良かった。
石川(司令)と井口(未来)は主に司会。石川は「俺も歌いたかったけど需要がないとばっさりやられた→(適合者)えええええええ→プロデューサー聞こえてるか!この声が!」が一番で、その後もツッコミ役であちこち活躍してた。奏者が着飾ってたので、風鳴司令の衣装に合わせて8000円で上下揃えたらしい(苦笑)。井口は…歌も良かったけど「ひだまりスケッチ*3が全てとしか言いようがない、うん。しかもシナリオじゃなくて素で間違ったぽい。つーか、出てないでしょあなた(笑)。
ただやっぱ高山には参加して欲しかったなあ。彼女がいなかったことで、ツヴァイウィングの楽曲はなかったし。まあ、周りの人の話だと「もともと彼女はこういう顔出しイベントには出ない」らしい。職人肌の声優さんはそういう方多いしその気持ちも分るしなあ。
その他

  1. ジェスチャークイズ、仲良しチーム(柚木/井口)とプロチーム(水樹/高垣)で同点になったので最後石川が自らジェスチャーをして出題したが、高垣が空気を読まずに即答(笑)。石川曰く「これで俺の出番ほとんど終了…もっとやりたかった」
  2. フィーネ役の沢城/みゆきちは、なんかアルフォート(チョコ)ばかり食ってたので、みんなが買うようになったら全種類そろったらしい。
  3. 収録現場にお菓子が沢山あったが、これは石川がパチンコでゲットした。「50」等の交換玉数も一緒に書いてたが、会場のやりとりを聞く限り誰も気がついていなかった。
  4. みなみさんは、石川氏を引き連れてしょっちゅう牛タンを食いに行ってたらしい。会話だけ聞くと「姐御と舎弟」って感じだった。
  5. 収録現場の席順は、キャラ設定の関係性で勝手に位置決めしてたらしい。特にクリス役は最初敵で仲も悪かったので、高垣はずっと隅っこに一人でいたらしい。それを見た石川は「なんや、さみしい娘がおるなあ」と思ったとのこと。
  6. 第二期に「司令も奏者になれば歌える」→(石川)「それじゃ本当の最強になってしまう。それは駄目」。井口も「未来は帰るところだから駄目だよ」と。二人ともしっかり世界観を理解して嬉しかった。
  7. 第二期は、一期レギュラーは全員残留。新キャラが複数人出るっぽいことを石川は連呼してたが、真偽含めて詳細不明。まあ新キャラは出るだろうけど。
  8. グッスマの「ねんどろいどクリス」発売が決まったが、これは会場にいたグッスマ担当者があまりの会場の興奮度合いに決断したらしい。figmaもよろしく!

小田 ツヨシ (@odaP_gsc) | Twitter
odaP_gsc Oct 6, 7:23pm
シンフォギアライブの盛り上がりがスゴいから、ちょっと楽屋行ってきた。理由は後程… #symphogear
odaP_gsc Oct 6, 7:54pm
シンフォギアライブ終了ギリギリで楽屋に駆け込み、「ねんどろいどクリスやります!って発表してください!」って司会の石川英郎さんにお願いしてきました。まだイラストも原型も無いし時間かかるけど…やります!!#symphogear

総括
やっぱり放映途中で想定してたよりも人気が出てきて、途中で慌てて会場を押さえた風だった。そのため、内容としてはキャラソンだけのminiライブ程度と言ってもウソじゃない。実際、公演時間は正味1:30程度だったし。ただ…キャストや観客=適合者達のテンションが異常すぎた(笑)。
そして「特報」としてのテレビ第二期の発表。第二期あるんじゃないか、あってほしいという願望にも似た噂はあったけど、劇場でもOVAでもなくテレビシリーズというのが驚いた。一番ハードル高いと思うのに。第二期で監督が替わるようだけど、上松・金子コンビ特有の「色」を殺すことなく突き進んで欲しいなあ。なにより、「第二期で第一期を越えた作品はほとんどない」わけだし。
ともあれ、最高のイベントでした。ライブの楽しさも肌で感じることが出来たし、また機会があったら行きたいなあ…。

*1:実際には使い捨てがもったいなかったのでLEDライトを買ったけど。

*2:剣や槍を携えるのは迷惑だから禁止/ソロモンの杖やネフシュタンの鎧といった完全聖遺物の使用も念話の会話も禁止/非常時には緒川さんが誘導/ノイズや地震、火事、立花の暴走時は公演を中断/あんぱん、牛乳、ごはん&ごはん好きには悪いが飲食禁止/無理に前に移動する行為は、出会ったばかりの雪音と同じくらい危険だから遠慮してほしい/うっかり絶唱して辺り一面を血の海とにすると迷惑だからやめてくれ

*3:あなたのキャラソンは「陽だまりメモリア」でしょーが。