現代日本にやってきたセガの女神にありがちなこと(1)(2)
現代日本にやってきたセガの女神にありがちなこと (電撃文庫)
- 作者: 師走トオル,KEI
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2013/12/10
- メディア: 文庫
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現代日本にやってきたセガの女神にありがちなこと (2) (電撃文庫)
- 作者: 師走トオル,KEI
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/06/10
- メディア: 文庫
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ぶっちゃけ軽いセガオタな自分にとってはタイトルだけで購入してたラノベ。出てくるネタににやにやが止まらないというか、自分にとってはメガドライブは横目で見てただけでサターンとドリキャスが主戦場だったとはいえ、「あーもう、こいつら駄目駄目だなあ(愛)」な気持ちが止まらない。もちろん2巻あとがきにあるように極端に人を選ぶ作品ではある。少なくとも「セガガガを真エンディングまでやった!爆笑して泣いた!」が共感できないと、多分話の7割が理解できない(苦笑)。もちろん、ソニーファンや任天堂ファンもいるんだろうけど、やっぱりセガファンとはちょっと違うんだよなあ。なんだろう、気持ちだけで言えば「ずっと負けているけど応援し続ける阪神ファンや広島ファン」というか。個人的な印象だと、セガは未来に生きすぎていると同時に、ユーザーに娯楽を提供するんじゃなくて、開発者がユーザーに本気で喧嘩を売っている感じ。一段目のハードルが異常に高くて超えられるとは思えないけど、どうにか超えたところに楽しみがあるというか。まあ、そんなセガ好きなら読んでみていいと思う。