げんしけん二代目の七(16)
- 作者: 木尾士目
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/06/23
- メディア: コミック
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・・・いやまあ、自分のこれまでの知識からはBL(二次創作)とホモ(リアル)はまた違うものという認識ではあるけど。なんだろうな、BLは男同士ではあるけど、内包しているのはあくまで女性視点の少女趣味だったり「これが普通の男女だったら良かったのに」という帰着点があると思う。それとは違い、ホモは明確に「男として、男の肉体や精神をそのものに惚れた」というもので、男女の写し絵という観点ではない感じ。で、波戸くんは「女装して男の娘となった自身が、斑目が好き」という状態だからあくまでBL世界の産物(物語自体が創作物なんだから、というのはなしの方向で)。となると・・・やっぱ最後はダメなのかなあと。まあその当たり一番冷静かつ冷酷に見そうな吉武がコメントなしなのはちょっと残念かもしれん。
正直なところ、波戸は矢島とくっついたほうがいいんじゃないかと思っていたり。男女間の役割が上手い具合に交互に現れて、バランスのいいカップルになる気がする。