小指の先の天使

小指の先の天使 (ハヤカワ文庫JA)

小指の先の天使 (ハヤカワ文庫JA)

久しく神林に飢えていたので、本屋で見つけて即ゲット。初期作品集かと思ったら、火星三部作のような連作だったとは。しかもこちらまで刊行間隔が異様に長い。神林長平としては、自身の考えを実験するために複数の世界を用意して、それぞれ長大な時間軸と共に実験しているような感じなのかもしれない。・・・で、次の長編、そして次の「敵は海賊」はいつですか?