ひぐらしのなく頃に

オヤシロさまドットコム─「ひぐらしのなく頃に」「ひぐらしのなく頃に解」「ひぐらしのなく頃に礼」公式サイト
07th Expansion(ゲーム制作元サイト:残念ながら、もはや宣伝サイト同然の状況ですが)

今期終了第14弾。結局、同人ゲームの方をやらないと分からない?
とにかくその残虐で凄惨な描写、奇をてらったカメラアングルの数々、そして文字通り「狂気」の表情の連続は、過去のアニメ作品を見ても該当するものがほとんどないと思われる点において、非常に価値のある作品だった。初期の頃は同人展開からのアニメ化の二つめか・・・程度の認識だったけど、TypeMoonの2作品と比較すると断然こちらの方が面白かった。無論残虐描写も群を抜いていたから、視聴者側にも好き嫌いが非常にはっきりと出た内容ではあったけど、こういう描写は苦手ではなかったのが幸いした。最初の数話の描写を見て「こりゃすげえ描写しやがるなあ・・・」と思っていたけど、答え合わせ編はそんなものを遙かに超えた「狂気」と「惨劇」が待っていたのにはぶっ飛んだ。
んで肝心の謎の方は、「個別の事件がどーこーではなく、事件は『何らかの原則・法則性を元に発生している』ことこそがポイントで、それを解き明かすのが真実か?」と思っていたので、後半の種明かし編は想像の枠外ばかりの答え合わせになった。・・・まあ、それでも答えの出ていないことは多いんだけど、それは「とらのあな」でゲーム一式を買ってプレイすれば分かるのかな。つーか、前半は購入済みだけど後半はまだ未入手であり、おまけに未プレイなんでアレではあるけど。でも、かなり興味が出てきたし、腰据えてやってみるかな(ゲームというより、読者に向けた推理小説みたいなものらしいけど)。それにしても、今頃知ったけど「はてなダイアリー」で「昭和58年」どころか「1983-06-01」がダイアリーで存在するってのを今知った・・・すげ。これも一種のタイムマシンか。