MC☆あくしず Vol.4

相変わらずいろんな意味で飛ばしているわけで(そして旧来の軍事マニアに喧嘩売りまくりな表紙)。編集部には賛意(主に本を買った人)と非難(主に買っていない人)が入り乱れて物凄いことになってるんだと思います。で、まあ今回は空母特集で相変わらず豪快な擬人化がされているのはいつものことで、テキストはしっかりと詳細情報を記載しているのも相変わらず。正直、絵柄に抵抗が無ければ、初級〜中級ミリオタに取っては非常に有益な本とは思っています。・・・んで、「萌え戦」ですが、チハたん特集と言うことで秋山教官が完全にぶっ壊れています(半ばヤケとも言えるけど)。確かに、太平洋戦争時で日本戦車が活躍したのを聞いたのはマレー電撃戦だけだし(これも銀輪部隊の方が知られている気がする)、それ以外の戦車戦の話がほとんどない・・・。まあ海戦が主体だから仕方のないことなんでしょうけど。あと今回も生き残っていた「枢軸の絆」は、クロアチア軍の話。チトーの独裁&虐殺の話は歴史の授業でも聞いたことはあったけど、そんな事態に至るまでにどのような事があったのか全く知らなかったので、今回も読んでびっくり&納得。やっぱ、歴史ってのは唐突に事象が現れるんじゃなくて、ちゃんとそこに至るまでの状況ってのがあるんだよなあ、と再認識。