エマ(8)&「MANOR HOUSE」

英國戀物語エマ 第二幕公式サイト
http://pine.zero.ad.jp/~zad98677/index.htm森薫HP)

ビームコミックス エマ 8巻(通常版)

ビームコミックス エマ 8巻(通常版)

表紙があまりにかわいかったので、特装版も通常版も両方買ってしまった。ビーム本誌は買っていないので、巻中のこのエピソードはどれも素直に楽しかった。その中でも白眉だったのは「The Times」。新聞という媒体を一本の筋として、当時の庶民の生活や風俗、人の関わりというモノをじんわりと見せてくれる展開は素晴らしいの一言(さらにその中で、元執事のエピソードがたまらん)。まあ、この時代のことを熱心に勉強(森薫の場合は趣味も兼ねてるだろうけど)している作者だからこそできる事だとは思うけど。他のエピソードもどれも面白かった。これ、イギリスで出版しても売れるんじゃないかと本気で思う。
特典のDVDは、第1期の映像を素材に新作を入れた総集編的扱い。第2期になって、絵柄がより森薫さんのものに似る作りになったようで(特に目の形と体のライン)嬉しい限り。エマファンなら持っていても良いと思うけど、無理に入手するほどの価値はあまりないかな(ただ特装版単行本の表紙がかわいすぎて、こっちの方がDVDより価値があるかも・・・)
あと、折り込み広告にヴィクトリア朝とメイドさん研究[SPQR]で以前から紹介されていた「MANOR HOUSE」日本語版発売のお知らせが!
(「マナーハウス」日本語版公式HP)
この作品自体には、こちらのメイド研究本を読んでからずっと興味があったけど、いかんせん英語が足枷となって手が出なかったせいもあり、このお知らせには狂喜乱舞(しかも吹き替えじゃなくて日本語字幕!・・・字幕監修は勿論やっているんですよね・・・?)。で、久しぶりにヴィクトリア朝とメイドさん研究[SPQR]のブログを読ませていただくと、なんとこちらの方も色々と協力されているとのこと。メイド関連研究で自分が知るトップ3の皆さんが関与されているならば、もはやこれは買い決定。ただ購入は公式HPからでしか出来ないようなのでちょいと不便・・・まあ、その代わりスペシャルな特典が付くからまあいいか。(予約は3/31からとのこと)