レンタルマギカ(1〜3)

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レンタルマギカ ~魔法使い、貸します! (角川スニーカー文庫)

レンタルマギカ ~魔法使い、貸します! (角川スニーカー文庫)

レンタルマギカ 魔法使いVS錬金術師! (角川スニーカー文庫)

レンタルマギカ 魔法使いVS錬金術師! (角川スニーカー文庫)

レンタルマギカ 魔法使い、集う! (角川スニーカー文庫)

レンタルマギカ 魔法使い、集う! (角川スニーカー文庫)

秋の新作アニメを物色していたときに見つけた作品。典型的なラノベ→アニメ化作品の一つなんだけど、その設定を見て気になったことが。普通、ラノベの魔法と言えば作者によるオリジナルが大半である中、この作品は実在(こう書くと物凄く語弊があるけど)の魔法を題材にしている点。TRPG等で魔法に興味を持って調べたことのある人なら、どれも一度は聞いたことがある物ばかりで、非常に詳しい人も多いはず。そんなものをネタにした段階で結構調べたか自信がある人なのかなあ・・・と、購入した小説のプロフィールを見たら「グループSNE」所属のようでちょっと納得(国内テーブルトークゲーム業界では古参の一つ。ロードス島戦記の水野さんもここ所属のはず)。
そんなわけで、アニメ化決定&未放送なのに先に原作を買って読むという珍しい選択。1巻を買い、続いて2、3巻も読破。展開や人物配置はラノベの典型的なそれという感じで、魔法についても「専門家から突っ込まれるギリギリのところで寸止めしている」感じがしないでもない(別に内容が薄いと言うわけではなく、魔法知識を知らない人にもなんとなく理解できる程度で辞めているという感じ)。まあ、下手に深くするよりかは良い選択なのかもしれないなあ。個人的には神道の書き方に興味があったのでその辺りを楽しませてもらっている。アニメ化の時に派手な演出にならなければいいなあ・・・と心配中。