狼と香辛料
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2008/04/25
- メディア: DVD
- クリック: 44回
- この商品を含むブログ (36件) を見る
原作は1巻のみ既読。ちゃんと「経済ラノベ」の部分をきっちり書いたのはスタッフえらい。最近は難しいところは全部消去してしまって、キャラ萌え一点だけに書き替えてしまう改悪パターンがけっこう見受けられるからなあ。作品としてもキャラの書き方としてもかなり良いバランスで作られたアニメだった。1年後には第2期が開始されても不思議はないだろうな(てか、すでに企画会議はクリアされているよーな気が)。もうちょっと、原作読み進めてみるか。
あと、某所で「同時期放映の萌え系アニメで話題になった狼〜とシゴフミでは、圧倒的に狼〜に人気があり、シゴフミはかなり厳しい結果となった」とあったのを見たけど、差が出ない方がおかしい。個人的には、作品としての質は共に高かったと思う。ただ、キャラ人気という点で見れば、こちらは「ツンデレで強く守ってくれる女性がほぼ無条件で愛情を示してくれる」まさに男があこがれる偶像型そのものなのに、シゴフミは「自身の精神世界での葛藤を中心にして、"男にとって都合のよい女性像"は微塵も書かれていなかった」んだから。この内容なら、萌え系アニメでどちらに軍配が上がるかなんてことは火を見るよりも明らかだし、比較対象にすることすら意味がない。