ミチコとハッチン

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今期開始第15弾。また変わったアニメを･･･。
最初は視聴予定になかったけど、かなり毛色の違う作品＆女性監督だと言うことで見てみた。サムライチャンプルーに雰囲気似ているなあと思ったら同じ制作会社だったか。キャスト陣は、声優家業には慣れていないけど、声の表情の出し方は分かっているみたいだし演劇や舞台畑か、俳優経験が多い人なのかな。数話収録していくうちに慣れていくんじゃないかと思う。少なくとも「棒」ではないから、その点安心。うまく味の出る演技をしてくれることを期待。
内容は南米臭バリバリのロードムービーといった感じか（OPやEDに使用されているスチール、明らかに現地のものだし）。面白い題材と思うけど、今時これを見る視聴者がどれくらいいるのかなあ、と意味もなく心配してしまう。少なくとも最近の萌え系オタクにとっては興味のカケラも沸いてこない内容なのは確実だし。むしろ、この手の作品はノイタミナ枠を利用してあまりアニメに興味がない人にも見せるべきだと思うんだけど。深夜の単枠でやるなんて結構勇気いるなあ。
アニメ作品に対して「雰囲気を楽しむ」という見方が好きな人なら、見る価値はあると思う。でも萌えキャラなんて一人もいないよ？女性監督作品でこういうモノを作ると言うことは、そっち系の描写は絶対にありえんと思うし（むしろやさぐれジブリ系？）。