アスラクライン
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2009/07/08
- メディア: DVD
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正直言うと、物語や舞台設定等々については特筆するような所は一つもないと思っている。良くもなく悪くもない、凡百の設定であって叩く要因にもならない。叩けば類似の物語全てに対しても同じ事を言わなくてはいけない。中二病テイストな物語なんてこれまでもたっぷり見ていたこともある。なのに、なんで第1話を見たときにあれほど自分の中で悶絶するようなことになったのか。最終回まで通しで見ておおよそ理解した。
ようするに、中坊の頃に脳内妄想で遊んだ物語にリンクするところが妙に沢山あったということだ。ずっと忘れていたけど、どうもこのアニメはそれをゴリゴリと掘り起こしてくれたらしい(苦笑)。周囲に話すせるはずもない身勝手な脳内妄想をいきなり開陳されたら、そら悶絶するわな…いやはや。ロボ/SFと魔術と美少女と悲劇性。いや、もう自分でこう書いていても痒くなってくる(笑)。
そしてそれ以上の価値はこの作品には見いだせなかった。キャラメインのお話で作画がかなり残念になっていた回もあったし*1。angelがOP/EDを歌うのは良かったけど、どうも作風とは今ひとつあっていなかったし。最終回の状態からすれば明らかに二期を作る(というか変則二期なのか?)感じだけど、見るかどうかはわからない。
*1:最近は海外外注の実力も上がってきたから、案外珍しいパターンとも言えるけど。