表現規制の戦いは、国の児ポ法論議とあわせて長期戦に

都の青少年健全育成条例修正案の検討を含む都総務部会は『今日19日まで続く』ので、そこまで確定とは言えないけど、ひとまずは「継続審議」ということになるらしい…勿論、実際の結果が出るまでは油断できないが。
えーと、慣れてない方に一言だけ。何も終わっていません。形はどうあれ、採決は実施されるのですから。せめて後数週間あれば、反対派側ももっと色々動くことができたし、廃案を視野に入れることもできたかもしれない。
表現規制は長期戦が基本。継続審議が確定したなら、今回の反対派の動きをみて、規制派も巻き返しを狙うはず。国・地方の有力議員にロビー活動を強化したり、反対派サイトやブログを見て回り「隙」を見つけたり、反対派の派閥抗争を煽って分断工作を仕掛けたり。…残念ではあるけど、規制派は複雑怪奇で伏魔殿な政界を渡り歩き利用する術を良く知っている。油断大敵。
「リアル戦争かよ」と思う人もいるだろうけど、残念ながらまさにその通り。それも泥沼の情報&消耗戦だ。だから、適度な休憩は大事ですよ、と。
ただ、今回の件を通じて、もはやオタクや作家も「あえて政治に関与しないことを美徳とした」時代が終わってしまったということを骨身に染みて理解したはず。
だから、今はこれだけを覚えて欲しい。

  • 都条例はこれからが本番
  • 急に浮上してきた国会での児ポ法改正論議と会わせて、都議・地元の国会議員にメッセージを伝えていこう
  • ほんの少しでいい。規制へのアンテナ感度をあげよう。

と。