BLOOD-C

オリジナルアニメーション :: BLOOD-C
今期開始第4弾。掴みはBLOOD+TV Series Animation - BLOOD+(ブラッドプラス)- 公式HP)の方が上だった。
前作BLOOD+は沖縄という舞台とキャラの人間関係をしっかり見せてくれる第一話で掴みとしても良かったように記憶している。しかし今回はどうにも声優とキャラだけでどうにか押し通すような雰囲気が見て取れる。
そりゃ個人的に『眼鏡ドジっ娘黒髪ロング巫女』といえばドストライクの好物ではあるんだけど、あからさまなCLAMPキャラ的演出やら、何かよく分からないというか唐突すぎる戦闘シーンとか神道なんだか密教なんだかよく分からない感じとか、とにかく「雰囲気あればいいんじゃね?」的な空気がどうにも気になる。挙げ句の果てに、全編のあちこちに「笑うしかないよなあ」というようなツッコミポイントがてんこ盛り。一体どうしたいんかなあ。
ゲストキャラで前作がらみのキャラが出てくれると少し嬉しいけど、もともとBLOODシリーズは主人公が「サヤ」で、吸血鬼で、日本刀で…というテンプレートだけが決まっているシリーズだったように記憶しているので、それは望み薄なんだろう。
まあ絵は文句なしといえるので(オープニングに梅津さんが関わっているとは)、あと数話視聴するなかで物語が改善されていくことを祈る。