M3-ソノ黒キ鋼-

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過去作消化。もう少し話が広がると思ったのだけど。
2014年作品。作品の空気は好きだったのでどうなるのかな、と思いつつ見た。脚本に岡田麿里なのでそんなに明るい話にはなるまいと思っていたので、この展開は想定内といえる。こういう人の関係性を舞台装置に据えた物語はやり過ぎない限りは嫌いじゃないし。ただ、災害や問題の規模を考えると、たった1か所の研究機関の装備でここまで話を持ってくるのはちょっと無理があったと感じる。ただこの物語の本筋はメカ戦ではなく、青少年たちの心の葛藤と交流を極端にえげつない環境下において動かすことだろうから、これは致し方ないのかな、と。あえて言えば、最終話で自衛官の須崎さんにずっと付いていこうとしたモブの補佐の女性がちょっと気になったかな。あのキャラについて何か情報か展開があったりするとモブ好きとしてはちょっとうれしい。