ワイルドアームズ ザ フォースデトネイター
- 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
- 発売日: 2005/03/24
- メディア: Video Game
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WILD ARMSとしては、ずいぶんこじんまりと収まったなあ、というのが主な感想。ずっと局地的な話をしてきたのに、最後にいきなり風呂敷がでかくなった印象が強くてチグハグ感がぬぐえない。もう少し、4thにおけるファルガイア世界というものを見せてからのほうが良かったんじゃないかと思う。(ジュードの視線で考えればこの手法もアリでしょうけど…)
ただ発売当初よりあまり良い評判を聞かなかったせいか、最後まで終えた段階で『3』よりは良い評価になった。(エピローグをきっちりと書いてもらえたのは嬉しい限り)表情が従来よりアニメチックになってしまった部分はあるけど、3Dであそこまでくるくる表情が動いてくれたのだから贅沢は言わない。感情移入もしやすかった。
- タイトルが出てくるシーンの曲&演出は良かったなあ。曲は相変わらずWAしていてこれも良し。
- 死んでほしくないPC&NPCがここまで沢山死んだのは、シリーズ初かも。特にゲーム終了後とはいえ、やっぱり彼女の事は残念無念。ただ、物語のテーマから考えるとこういうのもアリとは思う。(もう少し、世代伝承だけじゃなくて、そこに人の生き死にを交えて語ってもらえるとより納得言ったかもしれない)
- おっさん達の死に際を見続けた結果、この特務部隊って「国際警察機構」か「BF団」と同じかもしれない、と思う今日この頃。
- HEX戦闘システムは、ヘックス移動&制限系の術が多数使えるようになってから俄然面白くなった。きわめてサクサク進行するのも好印象。「グランディア」のアルティメットバトルシステムには及ばないけど、次回作にも発展系を入れてほしい。