W62CA

NEC MobilePhone
あれからちょっとばかり情報を集めてみた。どこかのブログで言及されていたけど、「町乗りRV向け」という表現が確かに合っている感じはする。まあ、公式HPでも「都市で〜」とか「スマートスポーツ」等の文字が飛び交っているから、「比較的極所でも耐えることができる携帯」じゃなくて「マッシブ&スポーティなイメージの携帯」にG'zOneというブランドが方向転換した、と言う判断が正しいのかもしれない。ということは・・・従来のG'zOneとして見ると、実はかなり微妙なのか?

W42CAW62CAでの差分

  • サイズ「53×117×29mm→50×107×19.9mm」・・・○。薄くなったのは良し。
  • 重量「155g→133g」・・・○。お、軽くなった。
  • 待ち受け時間「240h→220/230h」・・・×。問題だった待ち受け時間がさらに短縮。重量軽減って電池容量減少なのか?
  • メインディスプレイ「約2.4インチQVGA(240×320)→約2.7インチワイドQVGA (240×400)」・・・○
  • サブディスプレイ「約1.0インチ(100×100)→約1.1インチ 電子ペーパー」・・・×。電子ペーパーは良いけど、単眼消滅は納得いかん。とても便利なのに。
  • カメラ「有効画素数207万AF→有効画素数197万AF」・・・×。カメラはあまり使わないとは言え、なぜスペックダウン?あとホワイトバランス設定とかの調整はできる?
  • 撮影ライト・・・?。存在は確認しているけどスペック不明。実はW42CAで結構世話になったのがこのライト。かなりの光量があるので暗所では非常に助かった。同一スペックだと嬉しい。
  • おサイフ、ワンセグ「無→有」・・・○。ただ、個人的にはG'zOneには不要と思う。
  • ICレコーダー「有→無」・・・×。便利なのに。
  • エクステンションモード・・・?。電池残量が無くなった場合の緊急機能。結構重宝したんだが・・・W62CAの公開仕様には記載無し。
  • G'zGear・・・○。が、ソフトだけでG'zOneを表現されても。ハードにG'zOneらしさがないから「口うるさい旧来ファンには、ソフトで誤魔化してみました〜」という開発者の声が聞こえてくるよう。
  • ボディ素材・・・?。前回は「Win対応のために強化プラスチックにせざるを得なかった」とのことだったけど、今回の素材はなんだろうか。

むう・・・。こうやって並べてみると、なんか搭載ソフトに誤魔化されているような気がしてくるな(苦笑)。ハードウェアとしてのG'zOne色があまり見えてこない。auは、もともと尖った仕様にしても良いんだから、変にマルチユースにこだわる必要なんか無いのになあ。いいじゃん、シンプル骨太で。ワンセグだのおサイフだのにハードやソフトの容量食わせるなら、もっとGearらしい機能に割り振ってくれ。