コンピューターおばあちゃん

注目キーワード」にお気に入りのみんなの歌が出てたので何事かと思ったら、ほんの少しだけエロ映像が挟み込まれていたと。…いや、もう何年前の映像ですか。見つけた人は執念というよりももはや”偏執”の域だな。Youtube等の動画サイトで改めて見てみたけど、最初はさっぱりわからず、二回目にさらに意識的に見て「ん?何かあったような…」、三回目にポーズボタンを連打して「これか」と。ついでに検証サイトも見て回って一応確認…もしてみたけど、ここまで熱心にならないとわからんものなんでしょ、これ(笑)。正直、いまさら何をというのが本音。とはいえ、『単体の映像としてみた場合に限れば』あのケツはさすがにいかんかと(苦笑)。
ただ、当時の世相も反映しているんだろうなあとも思う。今のように極端に潔癖症な人が多い時代ではなかっただろうし、ヒッピーとかサイケとかそういう空気が製作者の中にまだ残っていたんじゃないだろうか。その文脈で見れば、ああいう映像があっても不思議じゃない。コンピューターおばあちゃんは、今でこそ年寄りだけど若いころはそういうきわめて活発なところもあったんだよ、ということの表れでもあるんだろう。「人の良いやさしいおばあちゃん」が「若い頃も”(彼女が若かりし頃の老人たちにとっての)社会的に見て”模範的な女性」である必要はまったくないのだから*1

*1:大和撫子を殺した現代社会は、そのくせ「貞淑、従順、性欲なし」の人形のような人々を求めているわけなのが皮肉すぎるけど。