図解アリエナイ理科ノ教科書(改訂版)/図解アリエナイ理科ノ教科書IIB

PBM仲間から薦められてアクションネタ用に購入した2冊。いわゆる「アングラ&倫理的にアウト」という本。以前にこれの関連書籍が有害図書指定されたというだけあって、確かに書いていることはかなり危険。・・・危険なんだけど、書いている内容もまたかなり専門的(文体がかなりおちゃらけているので一瞬騙されそうになるけど)。はっきり言って、これをちゃんと読破できる人は「授業でちゃんと教科書を読んで理解しようとし、かつ教師にも質問できる」くらいのレベルの人でないと最初の数ページで投げ出す。それでもまだ生物系の話ならともかく、化学や物理になると専門用語・数式・図式がオンパレード。もちろんそれらをすべて理解する必要はないのだけれど、その手の名称や構造式がずらりとならんだ文章を見るだけで体が拒絶反応を起こす人にはとても無理。一冊の金額も安くはないので、本当に趣味の人向けの一冊としか言いようがない。まあそれだけの頭があれば反社会的な行為に応用しようとは思わないだろうし、思う人はこの本がなくとも最初からそうする要素があったということなんだろう。