のだめカンタービレ巴里編

今期終了第1弾。安定確実。
内容も作画も前作から非常に安定していたので、一番のアンパイではあった。そしてそれに恥じぬ二期だった。なので、もっぱら興味は「どこまでアニメにするんだろうか」ということ一点のみだった。思ったより先には進まなかったのかな、という印象。でも原作での見所はきっちりと押さえていたしこれはこれで悪くない。変わったことと言えば、演奏シーンのモーションキャプチャーや3D処理の多用くらいだろうか。多少の違和感はあったけど、それ以前に同様の手法を採用した作品と比べるとずっとマシだったので良いかと思う。あえて言えば、「ただのモーションキャプチャーモデル」に対して、「どこまでアニメ的味付けができるのか」が今後の課題かな。ただの3Dを映像化しても日本アニメ特有の演出との食い合わせは意外と悪いことが多いわけだし。
そして最終回後の告知をみてもさほど驚かなかった自分がいる。第三期が始まる頃には流石に原作も終わっている可能性が高いし、そこで一気にラストまで行くのかな。