MC☆あくしず Vol.14

MC ☆ あくしず 2009年 11月号 [雑誌]

MC ☆ あくしず 2009年 11月号 [雑誌]

そういえば書いてなかったな、と。北アフリカ戦線については「萌えよ!戦車学校」と、ポイントポイントの戦史を把握していた程度だったので、通史的に(しかもざっくり)書いてある今回の特集記事はなかなか面白かった。特に、北アフリカ戦線で戦った各軍の戦車の兵器カタログ(写真付!)はかなり嬉しい。(別冊のドイツ戦車カタログも良かったし)
「萌え戦」の補給基地エピソードは笑う。まあ、人間なんてそんなもんですよねー、とか。ついでにティモシェンコネタがあったので調べてみたら、見た目と違ってかなりのやり手(悪く言えば裏社会商人)なんだね…恐い恐い。「ぱのぷりあ〜」の剣闘士ヨロイネタは、人間普通の娯楽に飽きたらエログロにいくしかない、という人間の性が丸わかり*1毎回楽しみな「枢軸の緒」はスウェーデン。冬戦争と兵器メーカーとWRC位しか知らなかったけど、歴史的背景を見るとなんつータフな政治体制だこと。日本も見習え。「まじょ巫女ひそか」がひっそり終了。まあ、本誌中で一番空気が合わない感じだったからなあ。「MC☆あくしずでの連載は」とあるので、どこかに移籍でもするのだろうか。それに変わって見開き2pでスタートした「フロントラインテイルズ」。この作品の空気感は悪くない。というより、ごてごての砂糖菓子のような本誌の中における一服の清涼剤かと。注目度は低いと思うけど、長く続いて欲しい。

*1:裸はOKでも乳首は×という基準が現代と同じなのは笑った。