アイドルマスター XENOGLOSSIA

アイドルマスター XENOGLOSSIA

アイドルマスター XENOGLOSSIA 4 [DVD]

今期終了第6弾。阿呆の企画屋による完全敗北。
「ロボ」と「美少女」と「サンライズ」と並べれば、最近のサンライズのお家芸と言える組み合わせなんだけど･･･今更言い尽くされているとは思うけど、"なんでアイマスだったんだ”？IDOLM@STERを題材にしたのは別にいいんだけど、事実上キャラクターを借りた以外の共通点はなく、バンナムが宣伝枠を取っていたのにタダの一度もゲームの宣伝もせず（箱○用ソフトの宣伝はあったのに！）、あまつさえ闘うどころか殺し合いに至り、一部キャラに至っては本当に死亡。残りのキャラも人外のロボ萌えに走りまともなキャラは片手以下。かつての「つよきす」ほどの酷さではなけれど、「結局、誰に見せて誰に売りたかったの？」という同じ言葉が出てくるだけ。なまじ品質が高かったから余計にそう感じる。ネタで良いから、劇中劇的に「みんながアイドル＆プロデューサー」みたいな回を1回で良いからやれていたら、それだけでも評価は変わっていたと思うのに。*1
まあ、単体のアニメとしては本当に佳作だと思うよ、うん（ここまで言ったらフォローにすらならないけど）。ポイントポイントでは良いシーンはあったし、キャラ同士の葛藤や対立も、本当のオリジナルで作っていたら相応の評価を受けた作品になっていたと思う。なんだかねえ。

*1:放映開始当時、「バンナム社内では箱○ソフトには予算も決定権もなくて、それでもアニメにしたくって走り回ったけどいろんな制作会社で蹴られまくって、最後にほとんど相手の条件丸呑みでヒマだったサンライズ舞乙チームになった」なんて噂もありましたな。