サンダーフォースVI
- 出版社/メーカー: セガ
- 発売日: 2008/10/30
- メディア: Video Game
- 購入: 1人 クリック: 53回
- この商品を含むブログ (47件) を見る
色々世界背景を構築してオリジナリティを出すために西夏文字やら謎の音声まで引っ張り出してきているけど、それを見て「へえ、面白そうじゃないか」という論調になっているblogやらネット記事をあまり見たことがない。そしてPV2は、その不安を払拭してくれるような内容では決してなかった。音楽についてもゾルゲブログでは「音楽が不安な方もこれで安心!」と自信を込めて書いてあった。確かに、STGの音楽単体としては良い曲だと思うよ。ただ、「これがサンダーフォースシリーズの音楽?」と言われるとはなはだ疑問。面ボス直前の「WARNING!」らしきシーンもあったけど、画面情報の薄っぺらさ、緊張感がまるで感じられない警告音、そして何よりもまったく高揚感の沸かないBGM・・・。なんでしょうね、このゲームは。
「自分がつまらないと思うゲームは作らない」のは構わないんだけど、「自分しか面白いと思わないゲーム」「面白いことが確定しているのに、面白いと思わないユーザーが異常でしかないゲーム」に成り下がったら終わりだよ。しかも過去シリーズを引きずっている作品を流用してまでして。
まあ、購入は決定しているからそれは良いんだけど、少しでもユーザーの声に耳を傾ける気はないのかな。
ついでに。ニコニコ動画にて、PV2に「九十九百太郎」の音楽を組み合わせた物を発見。少なくともPV2に関してはこっちのMADのほうが良い。同時に、ゲームにおける音楽の重要性も改めて理解。