アイドルマスターSP ミッシングムーン
- 出版社/メーカー: ナムコ
- 発売日: 2009/02/19
- メディア: Video Game
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箱○版では、ぎりぎりAランカーになれるかどうかという感じだったのに、いきなりS達成できるとはなあ。たとえしょぼプレイでも、箱○版の経験は十分に生きていたってことか。まあよかったよかった。次は、ディスクを変えて「ワンダリングスター」で雪歩を予定。今度はもう少し気楽にプレイしたい。あと心配されていた美希の扱いについては、ひとまず杞憂に終わったと思っていいんだろう。まあ・・・宣伝広告では961プロ扱いのせいで、集合写真に美希がいない絵が多くてチト寂しくはあったけど。
でざっと感想。全体として良くできていると感心している、ということを前提に。
先に欠点。いくつか項目を上げているけど、ゲームとしてみればどれも些細な事。
- テレビシーンで、時折曲と振り付けが少しずれることがある。微妙な差ではあるけど、途中でずれ補正なんてするわけないので、気になる。あと口はシンクロなし。パクパクか閉じているだけ。
- 音質がバラバラ。旧録*1と新緑で声優さんの声に差が出るのは仕方ないとしても*2、新緑部分でも音のダブり、妙なエコー、音篭もりというミキシングレベルの問題がある。
- 仕方のないことだけど、箱○クラスのCGを期待するとがっかりする。個人的には、想像よりずっとよく出来ていたと思うけど。
- ゲイツポイン・・・じゃないけど、DLCの販売方法のうち、歌がキャラ個別になったのは地味に(財布に)痛い。まあ三本購入するような重傷者にとっての問題でしかないけど。単価は確かに安いので、一本しかプレイするつもりがないのであればリーズナブル。
- HDD付の箱○のつもりでガンガンダウンロードしていると、メモリースティックの記憶容量のことを忘れがち。DLCはうれしいけど、保存媒体の限界があることはバンナムも考慮しつつリリースして欲しい。
- (いわゆる”紳士的な意味”では)胸が揺れない。千早ネタがあまり有効じゃねえ!(ちがう)
- 気持ちよいほど、小鳥さんフラグをなぎ倒してゆくプロデューサー。ぴよちゃんが据え膳なのに、なぜ無視する!!(ちがう)
良かった点
- あくまで「箱○」の移植であり、さらにハードウェアの違いを考慮した上での良移植だったこと。視覚的な品質についてはママ移植を最初からあきらめ、コンテンツ部分をきっちりと作り上げる判断を下したのがすばらしい。
- オーディションのゲームバランスが絶妙。手を抜けば失敗、がんばればなんとかなる、というラインがきっちりしている。
- スケジュール管理が導入されたおかげで、1週で複数行動ができるようになったのがすばらしい。プレイ時の作戦が立てやすくなった。
- キャラのモデリング、モーションが考えていた以上に良かった。箱○版に比べればずっとローポリなのは仕方がないけど、プレイ中はあまり問題を感じなかった。
- ストーリーモードでの新録台詞がてんこ盛り。L4Uはおまけ程度だったけど、こちらの充実度は異常。
- MAなどで発表された新曲付。しかも事務所モードを見る限り、961プロの三人も765プロの歌を歌える気がする(未確認)。
- 箱○のオーディションのようにオンライン時の待ち時間などがなく、強力なPLと対戦することもないため、プレイテンポは体感的にかなり早い。
(追記)
「注目キーワード」に「L4U」が出ているので、また移植決定でもしたのかと思って調べてみたら、土曜早朝に誤配信祭りがあったのね(苦笑)。MA曲だったらしいし、第14号扱いにもなっていたみたいだから、まだまだ箱○向けコンテンツは続くということでちょっと安心。
でも、バンナムやマスコミ的には「サプライズ」にしたかっただろうし、SP版との兼ね合いもあるだろうから、内部的には問題になるだろうなあ。箱○のネット管理はMS本体がやっているはずだから、MS側がバンナムに何らかの形で謝罪することになるんだろうか(表の情報には流れないだろうけど)。そして個人的にも「SP」のDLCについては総スルーしてもいいかなあ、という気分になっている俺がいる。…というか、箱○アイマスやっている人の大半はそう思っているんじゃなかろうか。