プリンセスラバー

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プリンセスラバー! Vol.1【セレブエディション】 [DVD]

今期終了第5弾。ギャルゲのアニメ化としては王道か。
原作は全く知らず、ゲーム（成人＆コンシューマ)のHPでしか確認していないけど、なぜここまでキャラデザを変更したのか理由がよく分からない。アニメしか見ていない自分にとっては、「横田守キャラ…によく似たキャラが動いてるなあ」という点で少なからず満足はしているんだけど、ゲームから入った人はどうなんだろうな。そもそも見た目の印象から受けるキャラの性格のイメージがずいぶん違うし。ま、確かにゲームの絵は一枚絵を前提に描かれているから、そのままだとアニメにしにくかったんだろうけど。ともあれ、アニメだけに目を向けるなら、キャラデザ変更は成功していると思う。それにわざとなのか偶然なのかはわからないけど、一枚絵にこだわらず、動くことを前提に微妙に崩れた作画（キャラデザ）にしたのが、全体として比較的高い作画水準を保つことができた要因かと思う。
物語については特にこれといった感想はなし。まあ、ハーレム系ギャルゲにありがちな内容だよねえ、と。周りが勝手に好きになって、正義と善悪が完全性善説にのっとっていて、主人公はちょっとドジでもやるときは完璧超人になる…ここを突っ込みはじめたら、この手のアニメは見ることが出来ない（苦笑）。逆に、これは酷すぎると思う箇所が案外少なかったことのほうがちょっと驚いていたりして。有馬財閥の組織戦みたいなものが描かれていたので、ちょっとだけ気に入ったことは秘密。ついでに、久しぶりに比較的マトモなメイド成分を補給できたことにえらく感謝している自分がいたこともかなり秘密。
あ、作画で言えば地上波どころかAT-X版（＝有料放送）でもパンツ描写がオールスミヌリになっていたのはどういう判断だったんだろうか。裸体が出るシャワーシーンはけっこうきわどい感じだったのに。この辺りの判断基準は作品＆制作会社によって本当にバラバラだよなあ。DVD商法を徹底しようということなんだろうか*1。

*1:あらためて確認したら、全部で3種類の販売形態があるって…どんだけあこぎな商売しとるんや…。