筑紫哲也逝去

数日遅れてしまったけれども。まずは、故人の冥福をお祈りいたします。
正直、この方は好きではなかった。自分の嗜好からすると「敵」と認識できるほどだったし、どうにもキャスターとしての主張が偏向過ぎる部分があったから。ただ、そのおかげで自分が「メディアリテラシー」に目覚めた要因の一つになったという意味では、自分にとって忘れられない人になっているんだと思う。ただ、晩年は時代に追いつけなくなって癇癪を起こす老人のようにも、自分の目には映っていた。「昔は良かった」を「キャスターの言葉」に変換しているだけなのかな、と。
とは言え、その死を悼む方も大変多いのだから、それだけのことをやり遂げた方なのは間違いない。