涼宮ハルヒの憂鬱 エンドレスエイト…の4回目

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涼宮ハルヒの憂鬱4 笹の葉ラプソディ (第1巻) 限定版 [DVD]

未視聴消化作業のひとつ。第一期で主要エピソードは消化、相応の評価と話題性も確保…だからこそできることなんだろうな、これは。角川はじめスポンサーへの説明もし易いだろう。視聴者（ファン）には、「実際に皆さんもエンドレスエイトを体験してませんか」と言ってしまえば万事解決だし（それもいいけど、あのエピソードもアニメ化しろ！という声が上がるくらいか）。
じゃあ、制作現場はどうなんだろうかと考える。企画提案した人は楽しいだろうけど、作業する人にとってはそうでもない。形はどうあれ、同じ物語を何度も繰り返しているんだから*1。となると、考えられる言い訳はこうだ。

• 同じストーリーをスタッフを変えて作ってみよう！競作だ！

んで、これを前提想定としてスタッフロールを確認してみた。見るのは脚本と絵コンテ・演出。

1. 脚本：賀東招二　絵コンテ・演出：米田光良
2. 脚本：武本康弘　絵コンテ・演出：荒谷朋恵
3. 脚本：武本康弘　絵コンテ・演出：三好一郎*2
4. 脚本：武本康弘　絵コンテ・演出：高雄統子
5. 脚本：？？？？　絵コンテ・演出：？？？？

みんな漢字四文字だから、調整なしで綺麗に並ぶ。美しいねえ。じゃなくて。
…企画出したの賀東さんか？で、初回と全体構想は言い出しっぺがちゃんと書く。あとは差分調整だから監督…じゃない、団長補佐の武本さんが面倒を見る。演出は京アニオンリーかいな。どの人も評価が高かったり業界長かったりと相応の布陣と思う。順はくじびきかなあ。自薦かな。流石に6回も放送するとは思えないので、来週で打ち止めとは思うけど*3、ラストエピソードは初回のコンビ（賀東＆米田）に戻るのかな。
今回の仕掛けに興味をもって、これまでスタッフには特に関心がなかったアニメ好きなら、これを気にそういうところに注目するのも面白いはず。特に今回は比較という方法をとりやすいから、お気に入り演出家を決めてみるのも良いと思う。

*1:その代わり、画面で遊ぶ余地も増えるとも言えるけど。

*2:取締役・木上益治の演出時のPNらしい。

*3:とかいいつつさらにループしても不思議じゃないのが京アニの嫌味なところ。